今年夏が暑すぎたので、思い出してみた。

 突然ですが、皆さんにとって「青春」をあらわす曲や思い出はありますか?私にとっての青春、つまり中高生時代は全て「関ジャニ∞」でした。今はもう離れ、現在渡米中のジャニーズJrであるTravisJapanのファンをしておりますが。それでも辛い時、どうしようもなく曲に励まされたい時、絶対に聴くのは青春時代をともにした関ジャニ∞の曲でした。

 春から晴れて社会人となり、TravisJapanが渡米中で現場がないこともあり、ただただ時間に身を任せるだけの日々を過ごしていました。それでも18祭があることはTwitterで知っていました。(TravisJapanに降りた今でも関ジャニ∞がコンサートだと知るとセトリをチェックすることはしていたんですよね...)そこで流れてきた18祭のセトリを見ました。するとそこには...

踊ソング・レアソングTOP8発表

ほぼJUKEBOX

という文字が。

ここで決めました。

よし、今から18祭に行くか。

というのも、私が人生で初めて行ったコンサートはJUKEBOXで、本当に本当に思い入れのあるコンサートだったのです。(それ以前もeighterでしたが、中学生になれたこの年、やっと親から許可が出て初めて行けたコンサートだったのです...)(それもテストで○○点以上とれたらとか条件あったなあ...)

 

 そんなこんなでずっとチケットを探していると、素敵な方とのご縁があり、あれよあれよという間に同行させていただけることに。席は本当にどこでもよかったのですが、考えてもみなかった神席に入れていただけることになりました。同行の方には「西陽ほんまにえぐいから体調は気をつけて」と助言をいただき、冷感タオル、大量の水分、汗拭きシートを持っていきました。十祭も長居スタジアムで参戦したので、長居に着弾するのは実に8年ぶりのことでした。

 始まってすぐ、まず本音を言うと、最後に行ったコンサートが「元気が出るLIVE」だったので、5人の関ジャニ∞がすごく新鮮に感じました。当時すばるくん、亮ちゃんが歌っていたパートを5人が引き継いでいる。ただ何度も何度も聴いた曲は頭の中では赤と黄色で再生されてしまうんですよね。それでも始まってすぐにもう笑顔になりました。ここが関西や!ここが祭りの会場や!と言わんばかりの熱気と、そして綺麗に振り付けが揃っているeighter。私も入るまでは曲覚えてるんかなと不安でしたが、体が勝手に踊ってました。身体に染み付いてましたね。がむしゃら行進曲、めちゃくちゃ踊ったな〜!!!本当に冗談抜きで1曲1曲に思い出があるんですよね。前向きスクリームの時のクロニクルでやってたゴムパッチン会見で辛い時もゲラゲラ笑ったなとか、がむしゃら行進曲がぬーべーで流れた時毎回踊ってたなとか。どうでもいいことだけど、1つ1つ本当に鮮明に覚えていて。あの時は全てが関ジャニ∞だったな、と。TWLもクレヨンしんちゃんのOP来るたびに楽しみにしてたなー。

 

そして祭り定番のジャニーズメドレー!十祭の時は大雨で、びしょぬれのヲタクとびしょぬれのメンバーと私の記憶しかなかったけど、それでもステージはキラキラしてたことは覚えていました。私はあの時見た気まずいのKicyuを一生忘れることはないでしょう。まるちゃんのアンダルシア見てからしばらく本家のアンダルシア見てもペヨ○ジュンにしか見えなかったことも今ではいい思い出だ。(怒られる)まるちゃん、お寿司食べすぎてずっと口モゴモゴしてたから心配になったけど無事だったな。アイドルすげー!

 

中でも罪と夏からのド派手夏メドレー!(勝手に名付けました)罪と夏、夏が来るたび聞いてたよ、あんなに明るいのにどこか切なくてスッと入ってくる夏ソングを私は知りません。ずっと好きな曲だ。そしてクラゲ、Dear Summer様!のJB続き。あの時はサマサマの倉安の下りの意味全く分かってなかったけど、大人になった今ライブ映像見返すと、えげつないど下ネタしてたんだなあ。それでも夏を全身で感じることのできるこの2曲をまた聴けたことが本当に嬉しかった。クラゲ、ちょっと泣いたもんな。クラゲってなんだよって思ってたけど、歌詞が本当に良いんだなとわかる。メロディーも相まって、最高のラブソングとも捉えられるんだよな。これが安ではじまり安で終わる。長居スタジアムで夕焼けに飛ぶ鳥をみてみんなで微笑んだのも多分これが最初で最後だろうな〜!

 

マーメイドって、私人生で観れると思ってなかったんですよね。松竹時代、まだ4.5歳だし。映像では見ていたけどまさか見れるものだと思っていなかったし。なんでも叶えてくれるんだな、この人たちは。誰も置いていかないんだな、本当にすごいなと思いました。(ハチフェスに投票してくださったeighterさんのおかげです!ありがとうございます!)アネモネもずっと好きな曲で、元気ない時ずっとお世話になってた。キングオブ男のカップリング、全部いいよなー、ちなみに私はTravisJapanに夢列車歌ってほしいです。

 

エイトレンジャーもキャンジャニも全部覚えてる。セブンイレブンで死ぬほどくじ引いたのも、セブンイレブン繋がりでいえば君歌マスコットがどこ行っても無かったことも、ハイチュウ死ぬほど食べて虫歯できたのも、村上信五さんうちわはどこ行ってもこんにちはできたことも。キャンジャニちゃんのゲームもやった!今もキャンディークラッシュしてますよ。キャンジャニのCDに入っているトークの丸子の「飯倉田町の交差点右に曲がるわよ!」に対する倉子の「曲がれやwww曲がったからここ来れたんやろwww」のツッコミも死ぬほど聞いたから全部覚えてる。キャンジャニちゃんがシワ増えたのと同じように、私も年取ったなあ。もうお酒飲みながらこの会話ができる年になったんだもんなあ。

 

そしてバンドコーナー。ここが本当に辛くて、苦しくて、大好きな時間でした。私は夕闇トレインが関ジャニ∞の中で1番と言っても、このために18祭に入ろうと決めたと言っても過言ではないです。だから、夕焼けで、飛行機雲が通っているあのオレンジの空の下で聴けた夕闇トレインを私は一生忘れないと思う。そしてわたしにはやっぱり、5人のバンドの中にすばりょがいた気がするんですよ。耳をすましても、2人の声が聴こえた気がする。でもしっかりと今のメンバーのパートで聴こえるんですよ。間違い中幻覚で幻聴だと思うけど、それでも夕闇トレインの時だけは7人だった気がするんですよね。絶対気のせいだけど。まだ恋してるんだよな、7人の関ジャニ∞に。と思いながら聴いていたら涙がポロポロと出てきて、なんとも言えない、胸がキューっとなりました。本当に恋してたんだよな!ここからBJはもう泣かせにきてるんだよな。仕方ない。もう泣きました。でも最後まで3ミリで終わらないのがエイト。勝手に仕上がれも本当に声出したかった!K!A!N!J!A!言いたかった!けど心で叫びました。アンコールも全部好きで好きでたまらんかった。イツマイまた踊れると思ってなかったし好きやねんのハートまだ作れるとも、こんにちわんつーやると思ってなかったから楽しかった!最後All is wellでまたJBの時の懐かしい気持ちが戻ってきました。当時純粋無垢だったわたしはもうコンサート終わってから二度と関ジャニ∞に会えない気がしてて、コンサート終わった余韻というものを初めて味わい、All is wellを暗闇で聴いて会いたくて泣いてたんですよね。「また会えるかな」って本当に思ってた。また会えたけど!中学生には刺さりすぎる曲だったんですよね。

最後のon the STAGE、初めて聴いた曲で、「これが関ジャニ∞や」と思いました。最後明るく終わるのもやりきった感じも、全て全て楽しい、あっという間の3時間でした。

 

 ただこの3時間、これまでに味わったことのない感情を沢山味わったんですよね。懐かしいなと思った、青春がもう1度戻ってきたような。何を言っているかわからないブログだったけど、要は青春を共にしたアーティストと音楽は一生自分の中で色褪せないんだなということ。これからもわたしは元気になりたい時、思い切り泣きたい時、励まされたい時、ずっと関ジャニ∞を聴き続けるだろうし、昨日見たあの長居スタジアムでの花火や夕焼けをこれからも思い出すだろうし。そうやって思い出って増えていくんだろうな。この歳になってまた一生忘れたくない景色が出来ると思っていなかったので、本当に大切な3時間でした。

 

 最後に、どこか自分の中で5人の関ジャニ∞を受け入れたくなくて、7人の思い出のまま終わらせていたいと思ってライブに足を運べなかったけれど、メンバーは確かに7人での思い出を大切にしながら前に進んでいたし、立ち止まることだけじゃなくて進むことも大切なんだなと思わされました。これからも8人、7人、6人、そして5人の関ジャニ∞を応援しているし、それぞれの道がより鮮やかなものになるように願っています。

 

P.S

モノグラムと乱れ咲けロマンスは本気で好きなのでドームツアーでやるなら先に教えてください。行くので。

 

おわり